MT4EAの移動平均線とは?

移動平均線は、MT4EAやFX、株式、先物トレードなどでよく使われる最もポピュラーなテクニカル指標です。当日からの一定期間の終値の平均値をグラフ化しており、移動平均線の方向性で相場のトレンドを確認したり、ローソク足との位置関係や短期の移動平均線と中・長期の移動平均線との交差(クロス)などによって売り・買いのタイミングをはかったり、使い方は多種多様です。EAにおいてもトレンドや売買の判断によく使われるテクニカル指標です。

移動平均線は、何日間の平均値を使うかを設定し、対象期間が短ければ短いほど相場に敏感になります。単純移動平均線の5日間の計算式は以下のようになります。

例)ある通貨の7日分の終値
1日目110円、2日目112円、3日目114円、4日目115円、5日目、114円、6日目116円、7日目 115円
①1〜5日目の5日間の平均値を出す。
( 110円 + 112円 + 114円 + 115円 + 114円 )÷ 5 = 113円
②2〜6日目の5日間の平均値を出す。(114.2円)
③同様に計算を繰り返す。

上記の計算で出た数値を線で結ぶと、単純移動平均線ができあがります。移動平均線には単純移動平均線、指数平滑移動平均線、平滑移動平均線、加重移動平均などがあり、それぞれのメリットを活かしデメリットを補いながら使ってください。

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